資料集15


    ニュース19号  キャリアセンター 五十嵐 進
                                  2009年6月3日発行

キャリアセンター 五十川 進さんの文書「かつて立命館学園は、光輝いていた」「―若手・入職歴の新しい教職員の皆さんへのメッセージ」を読めば、共感できます。以下鈴木元氏との違いが明確になる文を引用します。
「(3)学生の視点、「学生が主役」の立場に立った学園想像」で
 学園の「改革」を支える3番目の柱は「学生の視点、『学生が主役』の立場に立った学園創造」である。学生の視点、「学生が主役」の仕組みは、立命館学園ではこれまで学園政策のプロセスにおいて学生が参加すること、学生が重要な学園構成員として機能することによって、大きな役割をはたしてきた。具体的には、学部においては学部五者懇談会であり、全学的には全学協議会代表者会議であり、全学協議会である。これらを通じて「教育」に関しては、学生が主体的に「学生の学びと成長」の議論に参加し、2007年全学協議会では「学習者が中心となる教育」として活発に議論に参加してきた。「教育」おける学生の視点の重視は例えば授業評価においては、学生によるアンケートを活用し教員と連帯し、大学教学への課題や、FDへの具体的応用として継続的に具体化されてきている。と主張している。
そしてこの後の文書で鈴木元氏の考え方を批判している。

 さらに学生の「自主的・民主的活動」も全国の学生の自主的。民主的活動と連携しながら、力強く取り組まれてきた。一部のトップ層の中には「現在の学生レベルは、かつての激烈な全学教を繰り広げてきた時代の学生のレベルとは違う」とかいって、「学生のレベル低下」=全学協そのものの「見直し論」があるようだが(これは鈴木元氏の思想)、まったくそれは的外れである。現在の学生諸君は、かつての学生がとても出来なかった、1000名以上が参加して圧倒的支持を得る学生大会を見事に成功させている。
これは全国の大規模大学の学生自治会、学友会のどこもなし得ないすばらしい「自主的・民主的」活動であり、民主主義の実践であり、学園全体で誇り得ることである。学園の「改革」はこういった学生たちのすばらしい活動とともに歩んできたのである。と書いている。