資料集1   第1の分野:新聞記事等



  小畑力人氏の力量を評価した記事
                「Toshin Times 2004」を要約したもの

その見出しは、「羨望の職業を追え!」「大学運営編」とつけ、小畑力人氏に縦横無尽に語らせている。この中で彼は、入試改革に取り組み、「受けたい人は受けに来いという殿様商売からの脱却を図った」と述べている。さらに「論客を説得して数々の改革を断行し大学の評価が上がった」として、「センター試験を採用するのに3年かかったと苦労話を行い、約20年間の様々な改革で志願者は10万人台になった」と語っています。さらに「400人もの留学生を集め真の国際大学ができた!」と話を進め、「立命館アジア太平洋(大分県別府市)の設立にも携わりました。」と話しています。さらに彼は、私学の場合は、「建学の理念」があります。大学側も「自分の大学はこういう方向を目指しているからこういった学生がほしい」ということを明確にして学生に来てもらおうとしています。と語っています。最後は「大学探しは自分探しでもあるのです。」で括っています。(鈴木元氏の言葉には、この「建学の理念」という言葉が全く出てこない。お金の話ばっかりである。)
この新聞に小畑力人氏の略歴が載っているので、転載しておきます。
1987年41歳で立命館大学に転職、入学課長、教学部次長、総務部長として大学改革に取り組んだほか、立命館アジア太平洋大学の設立にも関わり、現職(教育研究事業部長)・・・彼は2004年(58歳)で退職している。
ついでにこの業界紙が彼をリード部分でどのように紹介したかも触れておく。
「少子化、国立大学の独立法人化……。大学間の競争は熾烈を極め、各大学はこぞってさまざまな改革を行い、どの大学も優秀な学生の確保に必死だ。
今や「改革のプランナー」として国の内外から注目を集めている立命館大学。かつては志願者が5万人を割り、活気が失われた時代があったという。ここ10年でドラスチックな入試改革が行われ、現在もその挑戦がとどまることはない。今回は、その入試改革を中心となって手がけ、現在は教育研究事業部長として日々改革を推進されている、小畑力人氏にお話を伺いました。」と書かれている。